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技術開発Technology development

技術開発

エンジンメーカーの命題

ディーゼルエンジンは、他の内燃機関に比べ熱効率が高く、低燃費かつ高出力でCO₂の排出量も少ないことから地球環境に優しい優れた内燃機関として、世界中で活躍してきました。
しかし、その一方でPM(すす)やNOx(窒素酸化物)等の大気汚染物質の低減に向けた取り組みや振動・騒音の低減による船内環境の改善など、早急に取組まなければならない課題も抱えています。
環境問題が深刻さを増す今日、環境性能に優れた製品をお客様に提供するのは、私たちエンジンメーカーに課せられた命題です。

エンジンメーカーの命題

ネクストレベルへの進化

GHG排出2050年実質ゼロが求められる中、当社は次世代に向けた市場の求める製品造りに取り組んでおります。

その一例が、「電子制御エンジン」です。センサーとコンピュータを用いた最適な制御により、高い環境性能と高出力、低騒音、低振動を実現しており、既に多数の製造・納品実績があります。
また、燃料にLNG(液化天然ガス)を使用した「船舶用ガスエンジン」『USE30G』の開発も進めており、現在市場投入可能な商用機完成に向けて各種試験を進めております。

同時に、海運業界の自動運航船の実現に向け、クラウドサービス「AKASAKA Engine Doctor」(機関自動診断システム)の開発にも取り組んでいます。

当社はこれらの技術を活用し、『アカサカディーゼル』をネクストレベルへと進化させます。

ネクストレベルへの進化

環境に優しい製品づくり

当社は、環境性能に優れたエンジンを開発する一方、NOxを無害な窒素と水に還元するSCR(選択還元触媒)や、エンジンから排出されるPMを捕集するDPF(排ガス脱塵装置)など、環境負荷を低減させる周辺装置の開発にも取組んでいます。

100年にわたるエンジン製造で培った技術ノウハウを環境に優しい製品づくりに活かし、地球環境の保全に貢献していきます。

環境に優しい製品づくり