ガス専焼舶用中速ガスエンジンUSE30G型機関開発

2020年06月09日

Category - お知らせ

株式会社赤阪鐵工所は、燃料として重油を一切使用しないガス専焼の舶用4ストローク中速ガスエンジン『USE30G型機関(1,912kW×750min⁻¹)』を開発しました。

地球温暖化に代表される気候変動防止が強く求められる中、海運の分野でもIMO(国際海事機関)は、その対策として、2050年での船舶からのCO₂(二酸化炭素)排出半減、今世紀中の出来るだけ早い時期での排出ゼロを決定しました。現在のNOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)規制と合わせてゼロエミッションが求められます。

USE30Gは点火方式に火花点火式を採用し、燃料にLNG(液化天然ガス)を使用することで、従来の重油を燃料とするディーゼルエンジンに対し、温室効果ガスであるCO₂の排出を約25%低減することが可能となります。
また、NOxはエンジン単体でIMO NOx3次規制をクリアでき、SOx、PM(煤塵)はほぼ排出ゼロを達成できます。現状とゼロエミッションの間をつなぐブリッジ技術となります。

2020年4月より本機関の試験運転を開始しました。船舶用主機関として市場投入可能な商用機完成に向けて各種試験を進めております。

赤阪鐵工所では、小型2ストローク機関として国内で初めてIMO NOx3次規制に適合した「6UEC35LSE-Eco-B2-SCR」を製造するなど、地球環境の改善に向けた製品開発を進めております。
本ガスエンジンの開発により環境対応型機関のラインナップを充実させ、環境に優しい製品作りに邁進し、社会貢献を果たしていく所存です。

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